ERPとRPAのビジネスの仕組みをITコンサルタントが解説!

2019-09-23 / ITビジネスRPAERP

- 企業の基幹システムであるERPと、近年流行りのRPAがどのように繋がってビジネスの仕組みを作っているのかをITコンサルタントの視点から、お伝えいたします。

要約

はじめに

この記事では、ITコンサルタントとして仕事をしてきた観点から、企業の基幹システム導入やRPAのビジネスがどのように発展してきたかを解説します。本記事の内容については保証しませんので、気になる方は詳細をご自身でお調べください!

また、特定の企業やサービスを批判する内容でも決してございませんので、その点ご了承ください。

ERPの歴史

EPRとは、企業の会計システムや物流のシステム、受発注のシステムなどを統合的に管理することができる「Enterprise Resources Planning」と呼ばれるシステムです。「Resources」とは、企業経営の基本となる資源要素(ヒト・モノ・カネ・情報)を指しており、それらを計画的に配分していくためのシステムという意味合いがあります。

ここから言えるのは、元々ERPというシステムは、企業経営をITを活用して行っていくためのシステムであるということです。ここは非常に重要なことなのですが、実際にITコンサルティングの会社で働いてERP導入のプロジェクトの現場に入ると忘れ去られガチになります。

そんなERPですが、有名所ではSAP、Oracleをはじめとして、MicrosoftもERP製品の開発に積極的です。1973年にSAPの「R/1」が世界で初めてのERPとして登場しました。しかし、当時はまだまだコンピューティング能力が低く、クラウドやサーバという概念もなかったので、SAPからも「R/2」がリリースされたにも関わらず、普及はあまりしませんでした。

そこから、1990年代に入り「クライアント・サーバ型」というコンピューティングの形が発展し、コストと見込み効果のバランスが取れるようになっていき、1993年に「R/3」をリリースして一気に企業へ普及するようになりました。

日本におけるBPRの流行と課題

1990年代には、欧米企業を中心に、ERPを導入するにあたってビジネスのやり方を解析して標準化するBPR(Business Process Re-engineering)が行われるようになりました。その後、その流れは日本企業でも多く行われるようになっていき、そこでITコンサルタントという会社は重宝されるようになっていきました。

しかし、日本と海外では重大な相違がありました。それが、スマホ業界にも見られていたような、ビジネスプロセスにおける、日本独自のガラパゴス化問題です!日本の多くの企業は自分たちの独自の仕事のやり方で競争優位性を生み出していると信じて疑わず、またITコンサルタントもそれを覆す気があったのかなかったのか、受け入れて独自の仕組みにシステムを合わせていきました。

本来、ERPはシンプルな仕組みでビジネスを円滑にスムーズに、素早く経営判断を下すために作らたにも関わらず、BPRは業務を標準化して効率化していくための取り組みにも関わらず、自分たちの独自の一部ムダの発生しうるやり方を貫いていきました。

結果的に、日本のERPは非常に非効率的で複雑な仕組みになっていきました。素晴らしい仕事ですね。

RPAの登場

結局、日本企業の多くは莫大なコストを抱えたまま、技術負債とも言えるIT資産に悩まされることになりました。なぜなら、欧米企業とは異なり人を切ることも結局できず、複雑な業務プロセスは複雑なままで、経営判断をするにもデータが複雑すぎて判断できない状況に陥りました。

シンプル・イズ・ベストというのは、日本企業には浸透しなかったようです。

日本企業が人を減らすことができない状況でずーーーーっと悩み続けている中、ITコンサルティングの会社も悩み始めていました。ERP導入という一番の飯の種が付きてきたからです。日本企業の多くにERPを導入し終えてしまったITコンサルティングの会社がビジネスを継続していくためには、新しいことをしていかないといけません。

クラウドというネタもありますが、対象の幅が広すぎてインパクトに欠ける状況が続いていました。

そこで、両者の悩みの種を消し去ってくれる素晴らしいソリューションとして登場したのが、RPAでした。

RPAは、複雑になった業務プロセスを自動的につなぎ合わせてくれ、ITコンサルタント達にも仕事のネタを与えてくれる、素晴らしい仕組みでした。カスタマイズされたERPの画面と、複雑にマクロが組まれたエクセル、そしてWebで開発された独自システム、それら全てをつなげてくれる神の一手でした。

ITコンサルティング会社にとっては、これまでERP導入を手がけてきた会社全てが顧客となりえます。単純計算でこれまでERPで稼いできた金額と同じ程度の額は稼げてもおかしくないビジネスチャンスでした。

これからの課題??

ERP導入の課題やITのコンサルティング会社の課題をRPAが美しく解決してくれました。

では、RPAの導入がどんどん進んでいくとどんな課題が問題になるのでしょうか?そこを考えていくと新しいビジネスを作ったり、そこに合わせてスキルを身に着けていくことができるのではと思います。

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